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まんじりともせず朝を迎えました・・OLIは南へ! 2/4 [2010Tahiti①ライアテア島:3rd]

2010タヒチ旅記録を続けます。

2010年のタヒチの旅、2/1(月)~2/13(土)の13日間【TN利用】で行って参りました。

ライアテア島(4泊)+マウピティ島(4泊)+ボラボラ島(2泊)+タヒチ島(1泊)のプランです

前記事は・・サイクロンOLIいよいよ・・その2・・2/3

ライアテア島で4日目の朝をなんとか無事に迎える事ができました。

昨日の夕方から夜、そして朝方、まさにサイクロンOLIにがっちりと射程範囲で睨まれていました。夜明けの気配にどれだけほっとしたでしょう。

【嵐の体験】

2/3の夜半から朝にかけて、これがサイクロン!(驚愕)

その猛威はかつて体験した事のない凄さ。当たり前といえば当たり前ですが、自然のパワーに人間はなす術がないです。とにかくじっと身を固めて、過ぎ行くのを待つだけしか出来ないのです。

暴風の音、まさにジェット音です。

爆音が先にやってきてジェット戦闘機だわって気が付き、真上をかっとび、そして通り過ぎた後も耳に残るあの爆音を想像してみて下さい。

それが、頭上を旋回しています。ものすごい爆音がエンドレス!!

最初のその音に驚かされて身をすくませていました。嵐もあの爆音と合体でやってくるとかなりの恐怖。揺れまでも感じるのでその相乗効果は抜群(苦笑)。やっと・・・・遠のいていく気がして、一息。

ところがです、またやってくるんですよ。

そんなことの繰り返し。それが一晩中続くんです。

サイクロンの規模の大型さを痛感しました。後になって日本列島もすっぽりはまってしまうくらいの大きさだと聞きましたからね。

多分一番凄かったのが、夜中の2時~3時くらいだったので、その頃が一番近づいた時だったのかもしれません。

風の向きもぐるぐるです。もちろん、シャワーの様な雨。打ち付ける音も半端ではないです。波の音まで加わるので、もうなにがなんだか!

右の海側から吹きつけると思ったら、夜中は左の山側から降りてくるような風になっていました。朝方は湾側からになって、頭の方向から吹きつける。最大風速はどのくらいだったのかな?正確には記憶していませんが、記録並みだったと思います。

結局、一晩中、まんじりともせず。

ベッドに横になってはいましたが、やっぱり緊張しますね。水の音も大きくて階下が水浸しで水上コテージ(?)になっているような気がしてしまいます。

何度もあたりを警戒しつつ・・・懐中電灯片手に暗がりの中、階下へも何度も降りて行き・・・ただただ祈りながら時が過ぎるのをやりすごす。

ジェットのような音がぐるぐるしながらも、少しだけ離れて行くような音になってきたかも~ってところで少し眠れたのかもしれません。気がついたら、白みかけていましたから。

ってことで、なんとかライアテア島の山場の夜2/3が明けました。サイクロンはこの後タヒチ島へ・・という予想でしたが、最終的には予想よりそれてタヒチ島の横を通過する形で南下し、オーストラル諸島へ・・・と。

7:00ごろ、バンガローの中でぼーっとしていると・・・・パパンがやってきて、「大丈夫か! 朝ごはん、準備するからおいで」って言ってくれます。

ふ~・・・・バンガローから一歩でも外へ出たのは、昨日のお昼ご飯以来かもしれません。雨も上がって、朝です!(感動)

DSC_0144-500.jpg

水位が下がってるわ!(ほっ)・・・・・昨日の午後以降はこの石垣が埋まるほど水位が上がっていたんですよね。

ボートの位置にも注目。DSC_0145-500.jpg

最大に上げたボートも一時はまたしても浸かりそうだったんです。それにしてもあの透明感ばっちりの海がこんな泥水の東南アジアの川のようになってる! まだまだカレントはあるみたいです。波もあって、鏡のようなファアロア湾も別の顔になってました。

【朝ごはん】

P1180804-600.jpg

パレオを羽織って母屋へ、「パパン、マミー、おはよう~」って朝の挨拶。

マミーが驚いて抱きついてきます。「まあパレオ姿、よく似合うわよ~、たいよう」。。。。ふふふこちらも嬉しくなります。そんなに喜んでもらえると・・。照れる~。

昨日の午後から、このあたり一帯は停電。だから・・「お料理も出来ないだろうな~って思ってたわ・・」って言うと、

マミーが「うちはガスなのよ! だから、コーヒーも鍋でお湯を沸かして、この通り、パパンが入れてくれたわよ~」

「たいよう、好きなように卵を料理してね」・・・って、フライパンを指して、生卵を冷蔵庫から。

旦那さまと二人分は目玉焼きにさせて貰いました。こんな風に、フレンドリーな雰囲気で、自由にキッチンを使わせてくれるところなんか、マミーのあったかさ!身に沁みるわ。

うれしい!素敵な朝ごはんです。

P1180805-400.jpg

最高に甘くておいしいマンゴー。格別でした。

あの嵐を体験した翌朝に、こんな朝ごはんが頂けるなんて・・・もしかしたら、気持ちもおなかも心も一番幸せだった朝ごはんだったかも知れません。OLIがくれた最高の感動! デス。

嵐は、既にオーストラル諸島の方へ進路をむけたようです。オーストラルでの被害も心配です。どうか勢力を弱めてほしい。

そんなときに、ワイフから電話が。昨日の午後から、携帯電話も通じず、連絡も取れなくなっていましたから、母屋の方へ電話をしてくれたんですよね。

お互いの無事に喜んでいましたが、なんと、Yさんのお家、壁が壊れた!らしい。・・・・結局一晩中、戸を立てて人間バリケードで一晩を過ごしたという。しかも壊れた壁ってガラス戸ごとだというから・・・どうなのよ、大丈夫なのでしょうか。

危機一髪で壁を奇跡的に受け止められたからガラス戸は割れる事はなかったらしいですが・・・・・。ありったけのツッカエで壁をあの嵐の中一晩中支えていたというのですから、どれだけ大変だったことでしょう。

そんな中、私たちの次のマウピティ島での宿にも電話をしてくれていて、実はマウピティのペンションアウイラは大丈夫で受け入れOKとのこと。この時、マウピティ島はものすごい快晴ですって!

だけど・・・飛行機はNG.・・・というかライアテアもマウピティもエアタヒチが機能していないので確認が取れないんだとか。タヒチ島自体が、まだマヒ状態らしいです。外出禁止令と、警戒の「レッド」が出されていたんですもの仕方がないのかも。まだまだ混乱しているのかもしれません。現に、今日までは空港も閉鎖です。もちろん全ての便は欠航。

本来なら(サイクロンが来なければ)・・・昨日はタハア島へ行っていっぱいお楽しみもあっただろうし、今日は一日VILLA TEMEHANIでのんびりしたり、ライアテア島を散策するつもりだったんですよね・・・・・

それが、嵐が去った安心感に浸れたのが・・・2/4の今朝、やっと!です。

そしてもう明日2/5にはライアテアを去る日になってます。しかも予定の便は明日の早朝便なんですよね。

今日もまだ嵐の後片付けで、遊ぶどころではありません。ましてや、電気も通じないし、この先何が起きるかも読めない。明日以降の行動すら読めないのですから。

マミーにその後フアヒネ島の友人からも電話が掛ってきたのですが、母屋は大丈夫だけどビーチ沿いのバンガローは飛んでしまった!って・・・・うわ~・・凄い話です。風向きや位置によっては、大惨事は免れない程の凄い嵐だった事の証明ですね。場合によっては、私たちが過ごしたバンガローも飛んだ!?

そう思うと、ぞっとしてしまいます。そして、VILLA TEMEHANIは大丈夫だったかしら?マリーさんやクロードさんはどうなさってるかな?って心配になってきます。

でもね・・・嵐が行ってしまって、あの緊張と恐怖の夜はもう来ない!と思うだけでも嬉しい。

猫ちゃんと戯れながら安堵の時。P1180808-250.jpgタヒチ島が機能するまで、もう少し待つしかないのかも。

まあのんびり待つとしましょう。・・・既に「タヒチ気質」になってましたよ、私たち。

お食事を終えて、My Houseになった(?)バンガローへ。

お昼はYさんとワイフとがやってきてくれるんですって。それにマミーたちは、お葬式に行くけど母屋は自由に出入りしていいよ・・・って言ってくれました。ファミリーだからね! って。

なんとも愛情深いお二人でしょう。本当に・・・たった数日の間に、私たちにとっては、タヒチのママ&パパの存在になっていました。

P1180809-300.jpgP1180811-300.jpg

まだまだ晴れないけど・・・雨も降り・・・風もつよいけど・・・・

お部屋に落ち着いて、まだ先のことは読めないながらも、マウピティ島へ持っていく荷物と、ライアテアに置いていく荷物を分けておく作業は進めました。マウピティ島へは何としても行きたいからね~。

飛行機がダメなら・・・・・ええ、あのデンジャラスボートにも乗りますとも!!(苦笑)

ははは、かなり命がけです。サイクロンの恐怖以上かも・・?

 

この後も続きます。


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